HG
ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)
3000円(税抜)

 
ガンダム40周年記念キット、ガンダムG40 (Industrial Design Ver.)です
ポリキャップレスでKPSによる可動です



パッケージ
通常のガンプラとは一風変わった高級感のある雰囲気です



組み立て説明書の他に開発者インタビューや開発画稿の載った26ページほどの冊子が付属します


ホイルシール
 

頭部センサーと腰のV字に使用します




新旧HGUC、HG G30 と比較
G40は工業的アレンジがされているので従来のガンダムとは別物です


 
 
頭部
多重関節と首元から引き出せる構成で大きく上下に動きます
センサー類はシールです
デュアルアイのシールはピンクとイエローの選択式で今回はピンクを使用しています


 
 

胸部
内部にある可動フレームで前後左右へ大きく可動
腹部装甲の分割も細かいので捻るような動きにも追従してくれます
腰での回転は45度ほど


 
 

腕部
肘は1軸関節で130度ほど、横には170度ほどまで上がります
肩アーマー横のパーツも上下に可動
肩基部は上への引き出しの他、前後へも若干スイング、ボール接続なので全方向へもスイング可能です

 
前腕の中間で分割されており若干捻るように曲げられます

 
ハンドパーツは通常持ち手、平手が両手分。銃用持ち手が右のみ付属
手首には左右への可動軸があります


 
 
 
腰部
スカートアーマーはすべて固定。そのかわりに内部から大きく引き出し脚部の可動域を確保しています
内部パーツはレールに沿って2段階にスライド
このギミックの為かベース用ジョイントの類は無いので別売りのベースに付属のコの字型やクリップ型の汎用ジョイントを使用する必要があります


 
 
 
脚部
膝は1軸可動で160度ほど可動、動きに合わせて膝関節の内部パーツが引き出されるので隙間は空きません
太もも内には引き出し式の関節があり大きく脚を上げられます
開脚は真横まで、太ももで回転します
ソール部は3分割構成で上下に可動
接地もとても良いです

 
前腕の様に脚も中間で分割されており、若干捻るように可動


 

ランドセル
スラスターが2点で上下可動
接続は3ミリジョイントの2軸構成ですが、最近の共通2軸規格とは穴の間隔が狭いので互換性はありません


 
ビームライフル
フォアグリップとスコープが左右へ可動



ビームサーベル
ランドセルに2本装備
基部で回転し抜刀位置へ移動します


 

シールド
前腕と可動式グリップの2点で保持
前腕だけでの保持も可能です。逆にグリップのみは丸グリップなので手の中で回ってしまい安定しません
ランドセルへマウントできます

 
 




 


ガンダム40周年記念に新たなアプローチのガンダムがキットが登場です

関節に今までにない構造になっており、新しくよく動く作りになっています
腹部の柔軟な捻るような動き、腰アーマーが固定ながらフレームの引き出しと太もも側での可動が特徴的ですね
よく動く分、腹部装甲がちょっと収まり悪く感じることもあります

色分けパーツ分けは細かく、頭部はバルカンやダクト内のブラックまでパーツ分けされていますが腰のV字がシールなのはHGなりと言った印象です
頭部、肩アーマーと脚の小さなイエローは省略されていますが細かい部分なのでHGでは納得の部分ではあります

付属品はライフル、サーベル、シールドとシンプル
ベースジョイントの類もないので浮かせてディスプレイする場合はベース側の汎用ジョイントを使用する必要があります
腰裏にカバー付きのジョイントでもあれば良かったですね

3000円とRG超えの価格となっています。一般的なHGガンダムよりパーツ数が多いこともありますがこれは冊子等のキット外の付加価値込みといった印象です

好みは割れそうなところですが、このキットだけの独自の構造は面白いので興味があれば一度手に取って動かしてみてほしいですね

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