HGAC
リーオー
1000円(税抜)

 
ガンダムWより、リーオーです
GUNPLA EVOLUTION PROJECT第4弾のキットで組み立て易いよう独自の関節機構が入っています




無印1/144トールギスと比較


ザク2や同作のW0と比べても小ぶりです


最近のHGキットは可動にポリキャップPC001か002を使用するのが主ですが、本キットはKPSとボールポリのPC7のみを使用します

 


ランナー構成、組み立て説明も組みやすさが意識されていて、各ブロックごとに使用パーツが固まっています

 
組み立て説明には使用部位が枠線で囲われ分かりやすく、組み終わった部位は次の解説でパーツが消されている丁寧さです

 
関節に使うランナーは部位ごとに手で簡単に分割出来、管理しやすいです


 
頭部
ボール接続ですが首元が埋まっているデザインなので可動は上下左右共に気持ち程度
センサーはクリアオレンジ成型です


 
 
胸部
腰で回転し、腹部と胸下でボール可動
腰の回転は20度ほどですが、腹部での回転範囲が広いの1回転できます


 
 
腕部
肘は140度ほど、横には110度ほど
肩接続部はポリPC001と002でよく肩接続に使われるパーツに近いですがKPS成型のパーツです
基部は前方へ引き出し、ボール接続なので全方向へも動きます
肩アーマーは中央の軸で上下に回転
手は武器持ち手のみです



関節の組み立てが独特で、前腕にCの字型のジョイントを差し込み、その前面にカバーパーツを取り付けます
これにより後ハメ加工は必要ない構造になっています


 
腰部
フロントアーマーとサイドアーマーが若干可動
股関節は前後スイング、裏にはベース穴があります


 
 
脚部
膝は170度ほど可動、横には真横まで
太もも装甲内にロール軸があります
接地性は標準か少し悪いくらい
足裏に分割線はありますが肉抜きはありません



膝関節もC字型の可動部を付けた後、カバーを付ける方式なので簡単かつ後ハメ加工がいりません


 
105mmライフル
1丁付属
サブグリップが可動


ビームサーベル
2本付属
柄はシールド裏に取り付けます


 

シールド
1つ付属。肩かグリップを掴んで保持します
肩に付けるジョイントは肩アーマーと差し替えです。左右どちらの肩でも取り付け出来ます

 
背中の丸いパーツを外すとジョイント穴があります
ほぼ3ミリに近いですが、自分のはカバーもポロポロ落ちるくらい緩かったので拡張ジョイントとして使用する際はキツく調整が必要かと思います

同じく太もも横のカバーも外せます
こちらも3ミリジョイントとしては緩いです

 
 
背中と太ももに他キットのパーツを付けた状態


 





※1/144トールギスとコレクションキットのランチャーストライカーを付けています

久々のHGAC、それも貴重な量産機です

組み立てやすさに力を入れたGEPキットという事で独自の構造が見所ですね
特に腕、脚は組み立て短縮、簡単後ハメとビギナーと塗装派どちらにも受ける仕様です
ただC字型のジョイントなので動かした感触が軽く、好みによってはキツく調整しても良いかと思います

組み立てが簡単な関節でも可動範囲はとても広く、胴体の可動部も含めグリグリ動きます
後は足首周りが外れやすいのでもう少し動かし易かったら良かったですね

色分けもとてもよく出来ており、シールは一切無し
頭部のクリアパーツとレッドもしっかりパーツで色分けされ、武装も2色構成なので見栄えが良いです。HGでこれは完璧ですね
付属武装はシンプルなので他の豊富なリーオーバリエーションのキット化も期待したいです

ガンプラは時代ごとにテンプレの様な物が出来ますがこれはそこから外れた面白いキット、是非一度組んで貰いたいです。おススメです!

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